条件付き「お小遣い」の効力
条件付きのお小遣いに関して言うと2通りの調査結果があるんですよ。
・手伝いをしたらお小遣いを与えると、自発的にお手伝いをしなくなる。
・条件付き(手伝い、テストでいい点とったらとか)でお小遣いを与える事で、お金について学んでいく。
上の方は大人にも当てはまるようで、なんで条件付きが良くないかと言うと、やる気を引き出すにはお金よりも褒め言葉の方が効果があると言う事なんです。
ある行動(掃除、勉強等)に対して金銭が発生すると、モチベーションが下がるため生産性も減る。(ペンシルベニア州 カーネギー・メロン大学の研究)
お小遣いをチラつかせて勉強させるよりも、そこにどんな楽しみがあるのか、達成感があるのか、やらなければどんな気持ちになるのか?を考えさせてあげると良いそう。
とくに大事なのは「やらなければどんな気持ちになるか」ってとこ。
先延ばし対策でも使える自問自答テクニックです。
ダイエット中に、「今、このポテチ食べたらあとでどんな気分になるだろう?」と思うと気がひけるやつです。
2番目の、「条件付きでもお金について学べる」と言うところですが、毎週毎月決まった額を与える事で自分のお金を管理する能力が身につくと言う調査もあるので、条件付きでお小遣いを与えなくても良いのではないか?と私は考えます。
自主的に動いて欲しいなら、条件付きお小遣いはナンセンス!
ちなみにうちは毎月20日にお小遣いもらってました。その頃からお小遣い帳をつけるのが私の趣味でした。友達と遊ぶときは予算を立ててその分しかお財布に入れない。足りないときは持ってる漫画を売るとかしてました。
今より昔の方がきっちりしてたかも……